OPECプラスが減産。なぜ?影響は?1から徹底解説。

OPECプラスは4月12日、ビデオ会議方式の臨時会合を9日に続いて再び開き、5月と6月に世界全体で日量970万バレルの原油を協調減産することで最終合意しました。

4月9日の会合で、いったん日量1千万バレルの減産で合意したが、非加盟国として参加したメキシコが減産幅を巡って態度を保留。

12日の再協議で、メキシコの減産幅は日量40万バレルから10万バレルに縮小し、総量も30万バレル分減って970万バレルとなりました。

そこで本記事ではOPECプラスが減産することになった理由。また減産による影響を解説していきます。

OPECとは?

まず、OPECってなに?という人のためにOPECとはどういう組織かを解説します。

OPECの基本情報

名称:OPEC(石油輸出国機構 Organization of the Petroleum Exporting Countries)
結成:1960年
加盟:14か国(2020年4月)
本部:ウィーン(オーストリア)

OPECの目的

OPECの当初の目的はアメリカの国際石油資本などから石油産出国の利益を守ることとして設立されました。

現在は石油価格や、石油に関わる政策を調整して、石油の価格を安定させることを目的としています。

OPECの加盟国

  • イラク (原加盟国)
  • イラン (原加盟国)
  • クウェート (原加盟国)
  • サウジアラビア (原加盟国)
  • ベネズエラ (原加盟国)
  • リビア
  • アラブ首長国連邦
  • アルジェリア
  • ナイジェリア
  • アンゴラ
  • ガボン
  • 赤道ギニア
  • コンゴ共和国

1960年原加盟国の5か国で組織されました。

加盟国は増えたり減ったりした結果、14か国が加盟しています。

 

OPECプラスとは?

OPEECプラスとはOPECに加えOPECの非加盟国が合わさった組織です。

石油生産をめぐり、OPEC非加盟国であっても、石油の価格を安定させたいことに変わりはないので「OPECプラス」という会合の場が設けられるようになりました。

OPECの11か国(減産を免除されるベネズエラ、イラン、リビアの3か国を除く)と非加盟国の10か国から構成されています。

OPEC非加盟国の10か国一覧

  • ロシア
  • カザフスタン
  • メキシコ
  • オマーン
  • アゼルバイジャン
  • マレーシア
  • バーレーン
  • ブルネイ
  • 南スーダン
  • スーダン

OPECプラスが減産。なぜ?影響は?

OPECプラスが減産。なぜ?

新型コロナウイルスにより、経済活動が停滞に起因する石油需要が減退したことで原油価格が暴落されました。

その新型コロナウイルスの影響で低迷する原油価格を下支えすることが1番の目的であり、理由です。

OPECプラスが減産。影響は?

新型コロナウイルスにより、経済活動が停滞に起因する石油需要が減退したことで原油価格が暴落されました。

OPECプラスが減産したことにより石油価格の暴落が収まる可能性があります。

収まらなくても減少スピードは以前より収まることにはなるでしょう。

世界最大の産油国のアメリカはOPECプラスに加盟はしていませんが、需要が減っていることに伴い、すでに供給量が減っていると主張していて、世界の原油供給量はさらに大きな規模で減る可能性があります。

OPECプラスが減産:まとめ

米トランプ大統領は12日、ツイッターでOPECプラスが最終合意したことに対し「米国でエネルギー産業の多くの雇用を救う」と評価しました。

減産合意は5月1日に発効されます。

6月末までの2カ月間は日量970万バレルで、それ以降年内は減産を760万バレルに絞り、2021年から22年4月まで560万バレルに縮小する予定です。

今後の動向も注意深く見守りましょう。

この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

taiga

一年間カナダに高校留学していました。(半年寮、半年ホームステイ)留学生活を通して得ることのできた経験や感じたこと、英語学習について発信しています。